冷え性のメカニズム、おすすめな食材を教えます。
こんにちは。
みほです。
私自身とても冷え性で冬になるのが恐ろしいです。薬膳に触れてからは少しずつ改善していきました。冷えが解消すると私の場合は便秘や冷えによる頭痛などそういったトラブルを防げるようになりました。
自分が今どういう症状があるのかなどを把握することはとても大切です。時間があれば、ご自身の体質をチェックすることをオススメします。
さて本題にうつります。
冷え性のメカニズムを薬膳の目線で解説していきたいと思います。
陰陽学説ってご存知でしょうか?薬膳を勉強するにあたって基本中の基本となります。別に知らなくても構いません。しかしこの「陰陽」が健康そのもののことをさしますので、知らなかった方はこのタイミングで覚えておくといいでしょう。
「陰陽」とは簡単にいうと、この世の中のものを「陰」と「陽」に分けた。
ただそれだけのことです。本当にシンプルなんですよ。
だから「上」と「下」を「陰」と「陽」に分けるのであれば、
「陽:上」「陰:下」になります。
ではもう一つ例をあげますね。「温かい」と「寒い」を陰陽に分けるのであれば、
「陽:温かい」「陰:寒い」になります?もう十分でしょうか?多分なんとなく法則をつかんでいただけたのではないでしょうか?
中国の昔の人は私たち人間の体の中にも「陰陽」というのが存在してこれが「命」だと言っていました。冷え性な人は体が冷めているのですから体の中の「陰」が多いという状況になっているわけです。別の言い方になりますと、「陽が少ない」ともいえます。OK?笑
「陽」の働きは「太陽」と同じで朝に目覚め、昼に一番活動的になります。そして、夜には陰に変わっていきます。なので冷え性の人は、夜はなるべく安静にしてお風呂につかって気血のめぐりをよくするのがおすすめです。
体の中の陽が少ないと外界からの邪気が私たちの体をむしばみ、風邪をひきやすくなります。冷え性の人で風邪を冬場に風邪をひきやすいという方は、要注意。冷えを改善していきましょう。
そして何と言ってもオススメな食材はシナモン!
シナモンは体の中の血液に入り込み、ぐるぐる回って全身を温めてくれる優れもの。妊婦さんは摂取は控えましょう。と言われているくらい体を温めます。妊婦さんは体の中に陽の塊(=胎児)がいるので温かい食材などを摂取すると気血のめぐりがよくなりすぎて、流産の恐れがあると言われています。それくらいシナモンは体を温めますよ。
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