薬膳POINT♡しそ
miho
性味：辛/温 帰経:肺・脾・胃経
紫蘇は中国原産で、日本には１０世紀頃渡来しましｔ。赤紫蘇と青じそに大別でき、青じその葉は「大葉」の名前でも売られます。紫蘇の葉は水分が不足するとしおれるので、キッチンペーパーに水を含ませビニールブクとに入れて冷蔵庫保存しましょう。最近では、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患にも効果があると注目されています。
中医学的な効能
①発汗を促すことで寒邪を除く
②肺の働きを高め、痰を除く
③気の巡りをよくし、胃腸の働きを活性化する
④魚介類の中毒の予防、中毒症状の嘔吐や下痢の改善
⑤胎児を安定させる
期待できる適応症
①風寒の寒邪による感冒(水様の鼻水・頭痛・関節痛・強い悪寒など)
②魚介類の中毒による吐き気・嘔吐・下痢・腹痛
③脾胃の気滞による食欲不振・腹部の膨満感・嘔吐
④気滞・気鬱による切迫流産・つわり
⑤花粉症・夏バテ
注意
気を昇らせ発汗作用があるので、陰虚の人、熱っぽい症状がある人は控えめにする
紫蘇の葉の効能成分は揮発しやすいので、新鮮なものがよい。加熱は２分以内にする
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