夏の野菜の代表の「茄子(なす)」の効能*簡単レシピ付き

ナスはインド原産で、日本には8世紀頃伝わりました。果実の形状によって丸ナス、長ナス、中長ナスなどに分けられます。果皮は紫色が一般的ですが、緑や白もあります。「茄子紺」とも呼ばれるナスの皮の紫はアントシアニン系色素「ナスニン」によるもので、漬けものなどには、くぎなどの鉄分を入れるときれいな色に仕上げることができます。

動脈硬化の予防薬

漢方ではナスを茄子といいます。体の熱を冷ます、血液をサラサラにする、痛みを止める、むくみに効くなどの働きがあるとされています。

ナスには、いっしょに食べた食品のコレステロールと結びつき、コレステロールが吸収されるのを防ぐ働きがあります。

東日本では「秋ナスは嫁に食わすな」、西日本では「秋ナスビ嫁に食わすな」ということわざがあります。それには、さまざまな解釈があります。秋になると、ナスの皮が薄くなり、味もよくなります。

嫁いびりで食べさせたくないという意味が一つ。また、ナスは夏野菜なので、冷え症の人や妊婦が食べすぎると体によくないという嫁を思いやる気持ちからこのことわざが生まれたともいわれます。さらに、嫁というのはネズミのことだという説も。

肉類と一緒に食べると、ナスが肉類の熱を鎮める(清熱作用)のでよい組み合わせといえます

中医学的な効能

①身体にこもった余分な熱を冷ます(清熱)

②尿を出してむくみをとる(消腫利尿)

③消化機能を活性化し胃腸の働きを回復する(健和胃)

④血行をよくする(活血)

期待できる適応症

①熱毒による皮膚病・体内の腫瘍・潰瘍・皮膚の濃瘍

②直腸・肛門からの出血、寿出血

③尿の出が悪い、むくみ

④黄疸、肝炎

⑤慢性の咳

がんの予防薬

ナスのジュースが、がんの前兆となる染色体異常を抑制するという報告や「発がん物質とある種のウイルスをやっつける助けをする」物質が含まれているという報告もあります。ナスは「胃がんになる率の低い人が最もよく食べている食品」でもあります。

ナスの紫色はナスニンという素で、ポリフェノールの一種です。ナスニンは水に溶けるため、煮ものにするとその色が流れ出します。

初めての一人暮らしでの体験談です。ナスのみそ汁をつくっていて、お湯が紫色になってびっくりしたことがあります。着色料が使われているのではと、後日母に手紙を書いた思い出があります。

ナスのポリフェノールはがんをやっつけるのではないかと、さまざまな研究がすすめられています。アクといわれるものもポリフェノールの一種のクロロゲン酸です。アク抜きは長い時間水に浸けるのではなく、皮をむいたナスの表面を水でコーティングするだけでもよいのではないでしょうか。

つくってみよう

・血便を伴う海:紫色のナスを蒸し焼きにして酒に3日間漬けたあとナスを取り除き、空腹時に酒を温めて飲む。

・尿の出が悪い、むくみ:ナスを干して粉末にし、1回0.6gを1日3回湯で飲む。

・黄疸、肝炎:紫色のナスを入れてご飯と一緒に炊き、数日間食べる。

・慢性の咳:白いナス30~60gを煮て、ナスを取り出した煮汁に適量のハチミツを加1日2回に分けて飲む。

・ナスの家庭料理は世界中にあります。大きめのナスを縦に厚めにスライスしてオリーブ油で少し炒め、ピザ用のチーズを載せてオーブンで焼くとイタリア風になります。また、ナスのトマト煮、ナス入りカレー、麻婆ナスなどはいかがでしょう。肉類との相性がよいので、挽き肉と炒めてもおいしくいただけます。

・ナス、キュウリを輪切りにし、塩をまぶし、五、六分してから水分をしぼり、溶き辛子としょうゆで味をつけ、ミョウガを散らすと、簡単な漬けものになります。

【簡単レシピ】

焼き茄子と焼きピーマンの生姜醤油漬け
A
  1. 茄子とピーマンをAのように網焼きでこんがり焼く。
  2. 茄子とピーマンの皮を剥いて、食べやすい大きさに切って器に盛り、醤油とすりおろした生姜、鰹節をかけて完成!
皮をかなり根気強く焦がします

※ピーマンは気の巡りを良くしてくれる効果があります!ストレスに日々悩まれている方はピーマンを種まで食べるとより効果が発揮しますが、苦手な方は無理に食べなくて良きです🙆ピーマンは疲労回復効果も高いので、日々育児や家事、仕事に奮闘している(私はPTAもだ😨笑)お母様方は積極的に摂取しましょう💪

ほかのレシピ

夏養生パスタ

Details

茄子ってすごい!こんな症状にも効く!

しもやけやイボとりにももやけには、ナスのヘタを煎じた汁を患部につけ、よくマッサージをします。ナスはイボとりの妙薬でもあります。

ナスの実のおろし汁をイボに1日数回ぬったり、ナスのヘタでこすったりします。

また、尿が出にくいときには、ナスを乾燥させて粉にして、毎日1回約4gをお湯で飲みます。

3うだ!

ナスは黄疸や肝炎の妙薬ともいわれ、ナス入りのおかゆを毎日食べる民間療法もあります。

有効成分

カリウム(利尿作用)、ナスニン、ルチン(毛細血管を丈夫にする)など

備考

・利尿作用があるカリウムの含有量が多いので、腎炎で尿量が少ない人は控えめに、

・身体を冷やす野菜なので、涼しくなったら冷え性の人、下痢傾向のある人、妊婦が衰え

ている高齢者は控えめにする。

・ネギ、ショウガ、ニンニク、コリアンダーなど温熱の性質のものと一緒に食べるの寒性を弱められる(マーボーナスなど)。

・ルチンが紫色の皮に含まれているため、皮ごと調理するほうがよい。

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