薬膳POINT♡杏仁(きょうにん)

杏仁(きょうにん)

杏仁って聞いたり、文字を見たりすると、おそらく9割の人が「杏仁豆腐」って想像すると思います。杏仁豆腐の杏仁は「きょうにん」からできています。下の画像の通り、杏仁は種なのです。あんずの種の仁(種の核にある白い部分)を乾燥させたものが杏仁といいます。

【性味】苦/微温

【帰経】肺・大腸経

中医学的な効能

  1. 咳を止め、喘息を解消する
  2. 腸を潤し、便通をよくする

期待できる適応症

  1. 長患いの衰弱による肺結核、または結核に類似した症状の咳
  2. 乾燥した空気や機構の影響により肺が損傷して起こる咳・喘息
  3. 脾肺の虚弱による白くて切れにくい咳・痰や余分な水分など老廃物が体内にたまる慢性気管支炎
  4. 高齢者・病後や虚弱体質の人・産後女性などの腸内の津液不足による便秘

備考

  • 生の杏仁には小毒があるため、絶対に食べてはいけない
  • 1日の使用量は5~10g程度。小児や下痢傾向のある人は控えめにする

つくってみよう!!

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