体質って何?

体質とは?

「病気じゃないけど、なんだか体の調子が悪い」と思ったことはありませんか?こういう場合、病院で検査してもらっても、なんの異常も出ないことも少なくありません。私達の体は想像以上に繊細で敏感なので、体内の何らかのバランスが崩れれば、すぐさま体に異変が出てしまうのです。また、脈の変化や、舌の形(のりの有無など)、顔色など自分自身では気づかないような小さな合図をも身体は出しています。

体質に合う食事を心がけよう

私達の身体は、陰陽のバランスを中心に色々な要素のバランスを保つことで健康を維持しています。このバランスは遺伝的なものや環境によっても影響を受けています。身体を冷やす食べ物ばかり摂取していれば、もちろん身体は冷えます。このような病気の前段階で、体内のバランスの不調和の状態(グレーゾーンの状態)を体質といいます。体の不調のサインを、中医学の理論で考えれば、病気の場合と同様に、いくつかの体質の分類することができます。体質を見極め、バランスの乱れを早い段階で元に戻すことで、病気の予防に繋げることができるのです。

中医学では、体質にあった食べ物を食べるということで、生命を維持し、自然治癒力を高めて健康を保つと考えられています。体質に合わない食事をしていたら健康を損なうことさえあり得るのです。体質に合わない食事で体の中の「気・血・水」のバランスが崩れると、体の弱い部分に症状が現れるか、弱い体質に傾きやすくなります。中医学では、体質のことを「証」といい、治療もそれに合わせて行います。

体質の種類

体質は気血津液の状態や、陰陽など様々な状態で分類することができます。La Santeでは体験コースに起こし頂く前に体質チェックをして頂き、体質をわかりやすく説明していきます。

  • 陽虚タイプ

身体を温め、活動力の「気」が不足しているタイプ

主な症状:体が冷えるなど

  • 陰虚タイプ

身体を冷まし、身体を潤すもとになる陰の要素が不足している

主な症状:ほてりなど

  • 気血両虚タイプ

元気の源の「気」と身体の栄養する「血」が不足している

主な症状:疲労・貧血など

  • 気滞血瘀タイプ

気や血の流れが渋滞している

主な症状:肩こり・張るなど

  • 水滞タイプ

身体の中の水分が溜まっている

主な症状:むくみなど

上記の体質はほんの一部です。人によって体質は全く違います。また、体質が重なる場合もあります。例えば、「気血両虚タイプが一番当てはまるが、気滞血瘀タイプも当てはまる」「陽虚タイプも当てはまるけど、水滞も当てはまる」等の場合です。

気には血の流れを良くする作用がありますから、気虚があればチノ流れが悪くなり血瘀タイプにある可能性があります。また、気虚タイプの人は、水分代謝が悪くなり、水滞タイプに移行する場合があります。

このように自分自身の体質がわかったら、自分にあった食材を多く使うようにしていきましょう。

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興味をお持ちいただきありがとうございます。La Santeでは一人ひとりとの対話を通じて、体質把握から、不調の根本原因、改善策をカウンセリングしていきます。皆様にお会いできることを楽しみにしています。

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