梅雨時期に摂りたい「梅」の効能

梅の保存食である梅干しは「疲労回復」「食欲不振」「吐き気」「頭痛」「乗り物酔い」などに効果があります。古くから「梅は三毒を断つ」といわれ、食べ物の毒、血の巡りの異常、水分代謝の異常を治す効果があると知られています。中国では新鮮な梅を「青梅」、塩漬けにして干した梅を「白梅」、青梅を燻製にしたものを「烏梅」といいます。

中医学的な効能

①唾液などの分泌を促進して、口の渇きを止める

②腸の働きを回復させて、下痢を止める

烏梅:肺の機能を回復、腸の機能を回復、唾液の分泌を促進し体に不足している水分を補う、回虫を弱らせ腹痛を緩和する

期待できる適応症

喉の腫れや痛み

発熱や暑気あたりで津液が損傷したことによる口の渇き

関節リウマチ、腰痛

下痢を伴う疾病

夏秋にみられる急性細菌性腸疾患、渋り腸

胃もたれ、食欲不振、二日酔い

有効成分

クエン酸、リンゴ酸(筋肉の疲労回復、肩こり、神経痛予防、食欲不振の解消)など

備考

虫歯などで歯に痛みのある人は、梅を食べると痛みがひどくなる恐れあり

産前産後、月経期間中の女性は、産後の悪露の出が悪くなる、生理中は経血を滞らせてしまうなど瘀血を引き起こす恐れがあるので食べすぎてはいけない

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