新型コロナウイルス予防をしている方へ

暖かくなって活動的になり、やっと外出できる!と思ったのですが、新型コロナウイルスのせいでなかなか外に出れませんね。みなさんもいろんな行事が中止になっているのではないでしょうか?私も親子体操という会長に就任することになったのですが、コロナのせいでとりあえずは4月中は中止にすることにしました。みんな自粛モードですよね。辛いです。

毎年この時期、マスクを付ける人がどんどん増えてきて(去年までは花粉症の人がマスクをつける印象でしたが、、、)今年は新型コロナウイルスのためにマスクをしている人が多く、花粉症の人に限らずどこの公園に行ってもマスクだらけです。うちは、主人が在宅ワークになったのですが、週に 2〜3回は丸の内に出社するので、マスクは主人優先で使ってもらうということで、私は使用していません。花粉症もないですし。話が脱線しますが、こんな私も春になると目がしょぼしょぼしてくる体質でした。今は薬膳を通して体質改善することができました。花粉症の人はとりあえず、脾と肺を強くするべし。これに限ります。理由はまたいつかブログに書きますが、とりあえず、脾と肺を強くしなさい。

さてさて、新型コロナウイルス予防としては「肺」「脾」「腎」を強くするということ。

今回はコロナウイルス対策について薬膳の考えをお伝えできればと思います。

 

肺を強くする理由は・・・

中医学では「肺は気の生成と関係する」という言葉があります。簡単にいうと、肺は主に原料の供給という立場で、気の生成と関係しているということです。肺の働きの一つに「呼吸」があります。ここでポイントにするのが呼吸の「吸う」という行為についてです。吸う働きには気を上や外へ動かす働きがあります。この働きは体内の汚れた気を外へ排出する(皮膚から汗としてなど)、食べ物のエネルギーを体の皮膚や毛に行き渡らせる、体に悪影響を及ぼす邪気から身を守るための体の外側にバリアーを張るなどの働きがあります。これらの働きがうまくいかないと、風邪をひきやすくなる、汗が多く出る、皮膚がかさかさになる、体の表面が冷たくなる、寒気がするなどの症状が現れます。

また肺を弱くしないためには「悲しみ」過ぎには注意しましょう。悲しみ過ぎは気を消耗させてしまうと考えられています。肺は気を受け持つ臓器なので、気が弱ると肺が弱るということです。また反対に、肺が弱っていると悲しみすぎたりすることがあると中医学では考えます。

肺を強くする食材

山芋、蜂蜜、杏仁、れんこん、松の実、みかん、りんごなど

続いては、脾を強くする理由は・・・

脾には水穀の精微を運ぶ働きがあります。水穀の精微とは簡単にいうと食べ物から得られるエネルギーのこと。脾はこの水穀の精微を吸収し気を作り出し、さらに他の臓腑にも気を運びぶ働きをしているのです。水穀の精微は脾の働きによって主に肺(と心臓)にエネルギーを送り、気や血に変わり全身に巡らせます。

簡単にまとめると、気のお陰で元気に五臓が働いているというイメージです。この脾が弱ると五臓の中でも一番「気」のちから出働いている「肺」に大きなダメージが!

コロナウイルスに対して常に考えて心配する方も多いと思います。とても怖くて恐ろしいですもんね。仕方がありません。しかし、あまり考えすぎると「脾」を弱らせてしまうと中医学では考えます。過度に考えすぎると気の巡りや血の巡りが悪くなるのです。気の巡りが悪くなると「イライラ」「下腹部が張る」などの症状に、また血の巡りが悪くなると「刺すような痛み」や「月経痛がひどくなる」といったケースに繋がります。

脾を強くする食べ物

なつめ、イモ類、豆類、人参、青魚など

さらに腎を強くする理由は・・・

肺の呼吸を助ける働きを助ける臓腑です。なぜなら、腎は「(精)気を貯蔵する」と呼ばれているからです。また腎気は「肺と手を組んで正常な呼吸を支える」という働きをしています。やはりここでも肺と深く関わってきますね。

腎の働きがもともとない人(遺伝的に)も中にはいます。そういう方には、積極的に脾を強くする食材をとることをおすすめします。

腎を強くする食べ物

黒米、黒ゴマ、枝豆、プルーン、エビなど

 

もともとの体質でいろいろ異なってきますが、これらの臓腑の働きを促進することで、かなり強くなります。みなさん!コロナに負けずに頑張りましょう。

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