【薬膳コラム】更年期は冷えが原因かも。そんな時はドライマンゴーを！

2019年4月12日 2019年4月2日

miho

こんにちは。薬膳料理教室La SanteのMIHOです。

小春日和が続いていますが、みなさんの体調はいかがでしょうか？

私のお料理教室にも「更年期がひどくて」「更年期になるのが怖くて」「なかなか子供を授かれなくて」「月経が調子悪くて」「抜け毛がひどくて」「腰が悪くなって」「歯が痛くて」「夫のリウマチがひどくて」「子宮内膜症で」など幅広い悩みを抱えて来てくださります。どの生徒さんもただ一心にこの症状を和らげたい、治したいの気持ちが強く、私もその方と一緒に乗り越えていきたいと思っております。

ここの料理教室に来てくださる方で悩みを抱えている方、上記の症状で悩んでいる方のほぼ9割は「冷え」が原因であることがわかりました。年を重ねると「昔は冷えが気になったのに、今は冷えで悩んでいないわ」とおっしゃる方も少なくはありません。しかし、この症状は冷えが進んでいる症状と考えます。以前、ブログで「女性と冷え」についてのコラムを書いたので是非参考にしてみてください。

冷えの分類

「冷え性」って自分自身で診断する最初の症状(病気)かもしれません。「私、体が冷えているかも！」と思った瞬間からあなたは「冷え性」です。「どれくらい冷えていると冷え性なのですか？」という質問もたまーにありますが、それは人それぞれの感じ方がありますから、そこは深く考えないようにしましょうね。

さて、冷えには分類があります。ご自身が自分が今どこの冷えの段階にいるのかを考えてみてください。老いも若きも冷えで悩んでいる人は多いので、「私はまだ若いからまだまだ冷えの段階は進んでないわ！」とか思わないで、しっかりと把握してくださいね。

まず、冷えの一段階目のご紹介します！

体の末端が冷えている、つまりて足先が冷えている状態。この状態は若い頃に経験したはずの冷えです。まだ、治る見込みあり期。「私が冷え性なのかも？」と考える時期で初期段階です。

次に、冷えの第二段階目のご紹介をします！

体の末端の冷えよりも、お腹や背中、腰の冷えが気になり始める。第二段階目。冷えって「末端」という固定概念で捉えている方が多くて、違う症状を考えてしまいます。しかし、これも立派な「冷え」の症状です。要注意。ここまでくると、長期スパンでの改善になります。しかし、「治らない」訳ではありません。必ず、「治ります」！

最後に冷えの第三段階目をご紹介します！

体の末端も体の内部(第二段階目にご紹介した、お腹や背中、腰の冷え)の冷えがなくなり、体が火照っている。不眠やブツブツとしたイライラが発症し始めた！という一見、冷えと関係ないように思えますが、これもれっきとした冷えの症状。第一段階目、第二段階目をしっかり踏んで来た「冷え」。

なんとなく気づきましたか？

なんとなく気づかれましたかね？これ、「更年期障害」の一つです。そう、私が言いたいのは、更年期の根本的原因もあなたの冷えにあるかもしれません。「更年期になるのが怖い」「更年期って未知だし、症状が人それぞれだから、自分がどのような症状になるのか不安」という人が私のレッスンに来てくださる方でも多いです。その方々に共通しているのは「冷えで悩んでいる」ということ。もしかして、あなたもその「冷えが原因の更年期の予備軍」かもしれませんよ。

オススメのドライマンゴー

このページにたどり着いたという人は、おそらく「ドライフルーツは体にいいもの」というのをざっくりとご存知だと思います。そう。「ドライフルーツ」は本当に体にいいものです。果物は体を冷やすものが多いのですが、それがお日様の力を借りて干された果物は太陽の「陽」のパワーを目一杯注がれているので、「温める」食材に変身するのです！！果物だけに限らず、他のドライのものも同じです。なので、冷え性の人は乾物を食べることを強くおすすめします。

ドライマンゴーの気になる効能は？？

マンゴーは夏が旬です。夏に出回る果物や食材は「体の熱を冷ます力がある」と薬膳では考えます。そこで更年期のホットフラッシュの症状を軽減させてくれるのがこのマンゴー！本来のマンゴーは体を冷やしますが、ドライマンゴーに変身したら、体を温めながら、ホットフラッシュの症状を軽減させてくれます。他にも「イライラ」「精神不安」「手足が冷たい」などのグレーゾーンの症状を和らげてくれます。さらに女性に嬉しい、「シミやシワ」の軽減も手助けしてくれる優れもの。毎日でも食べたいくらいですよね♡

是非ドライマンゴーを見つけたら買ってみてください。小腹が空いた時のオススメの食材ですよ♫