子供のための薬膳

今日は梅雨の間の晴れ間なのでしょうか〜?

とっても空気が澄んでいて快適ですね。

私は1歳1ヶ月の子供がいる母親です。

私が「薬膳料理教室」をしているからには、薬膳を活かした食育なんかを実践してみたいものですが・・・

彼女が生まれてから今日までは一度も風邪を引いたこともなく、(予防接種で体調は崩れましたが・・・)健やかに育ってくれています。

食育ってなるとまた違うタイトルでお話をしなくてはいけませんので、

今日は「子供のための薬膳」についてこれから私が取り組もうとしていることを少しお話をさせていただけたらと思います。

育ち盛りの子供は臓腑がまだまだ完全ではありません。特に「脾・肺・腎」は働きが不足していると考えられます。

肺は外邪から身を守るための働きをしてくれます。この肺が弱ければ、風邪をはじめ感染症などにかかってしまいます。

脾は飲食物から気と血を生み出す臓腑になります。脾は消化器官のことなので、お腹を下しやすい子供にとっては脾はとても大切な臓腑の1つです。

腎は発育や成長に深く関わりのある臓腑です。例えば、初潮が遅いな〜と思っている親御さんがいらしたら、ここの腎の発育の遅れだと思ってください。

後天的なもの=脾、先天的なもの=腎

↑これを頭の中に入れておくと、少しは薬膳らしくなるかもしれません!

この臓腑は子供だけかな?と思いがちですが、そうではありません。

風邪がひきやすいわ!と思っている方はしっかり肺をケアしていかなければなりませんし、

食欲不振だわ、と思っている方は脾をケアしていかなければなりませんし、

遺伝的に髪の毛が薄いな〜と思っている方はもちろん腎を強化しなければなりません。遺伝は遺伝でも脾(後天的なもの)を強化すれば必ず強くなります。

私も父が髪の毛薄くて細いので、腎に向くものを薬膳を学んでからは一生懸命に取っています。

腎にむくものはアンチエイジングにも繋がりますし、腰や骨、髪、耳などにも影響してきます。

なので子供とかではなく、大人の皆様にも積極的に強化していってほしいものです。

はい。脱線しましたね。

とにもかくにも、

肺、腎、脾

の3つの臓腑を鍛えましょう。

肺にいいのは、梨、茄子、豆腐、白木耳など

腎にいいのは、黒豆、山芋、くるみ、黒ごまなど

脾にいいのは、山芋、棗、はちみつ(はちみつは1歳以下の場合は与えてはいけません)、お米、人参など

この知識を頭のなかに入れておく、おかないだけで少しは養生の仕方が変わってくるかと思います。

 

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