月経痛の薬膳(3)

今回は月経痛の薬膳の湿熱証についてご説明させて頂こうかと思います。

湿熱証は月経痛以外でもとっても厄介者なのです。湿熱証になってしまうと、なかなか治りにくくなるし再発しやすいのが特徴。例えば、水虫などが湿熱証の代表的な症状です。

「湿」というくらいなのでジメジメしたイメージをお持ちいただければわかりやすいかなと思います。季節的な要因が考えられるのですが、やはり梅雨や雨が続く日に起こりやすいと中医学的に言われています。

主な症状としては、

  • 月経前にお腹が熱を持って痛み、抑えると痛みが増加する
  • 腰骨から尾てい骨まで張るような痛みを感じる
  • 経血は暗紅色、ネバネバの塊、量は比較的に多い
  • 発熱がある
  • 普段からおりものが多く、臭いもある

治法としては

体に溜まっている余分な熱を出すこと、血の滞りを改善することが大事になってきます。

食べ物としては

ハトムギ、セロリ、キャベツなどで体の余分な熱を出し、

黒豆、茄子、サンザシ、鯵などで血の巡りをよくします。

 

上記のものをできるだけ守って食べてもらえれば痛みが改善できるかと思います。

次は

気血両虚

の月経痛についてお話をしたいと思います。

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