【国際中医薬膳師監修】月経痛がひどいあなたにおすすめな食材&レシピをご紹介!体の内側から、根本的に改善しましょう

月経痛とは?

月経期または月経前後に下腹部の痛みを生じ、痛みが腰部にまで広がり、また激痛のため意識障害を生じ、しかも月経周期に応じて起こるものを「月経痛」といいます。薬膳では、月経痛のことを「痛経」といい、「経行腹痛」とも言います。青年期の女性に多くみられます。

月経痛に関する記載は、「金匱要略(きんきようりゃく)」婦人雑病脈証伴治に「帯下、経水不利、少腹満痛、一月を経て再び現れる」と記載されています。また「諸病源候論」では「月水来腹候」を設け、「月経が来て腹が痛む者は、労傷によって気血を損傷したために体を虚し、風冷の気を感受して胞絡に侵入され、脈を損傷したことが原因である」と述べています。

後世の医学たちは「月経期に痛みを生じるものは虚を挟んでいるものが多く、完全な実証のものは少ない。脾気虚で血がめぐらなくなった場合も考えられる。」と説明しています。

月経痛はなんで起こるの?

月経痛の発症は感情による損傷、日常生活上の不摂生、六淫(外から侵入してきた邪気:風邪・火邪・暑邪・湿邪・燥邪・寒邪の6つの邪気)による損傷など様々な原因があります。同時に体質・月経期・月経前後の特色な生理環境と関連します。

痛みが強い人は「血の巡り」「気の巡り」を良くしよう!

血の巡りが悪い人を薬膳では「瘀血(おけつ)」といいます。また「悪血」や「古血」と言った言い方もします。気の巡りが悪い人は「気滞(きたい)」といいます。月経痛と関係なしに、女性には気滞瘀血の人が非常に多いです。

平素より抑鬱しやすい性格であり、月経期や月経前後に感情変化により損傷すると、肝気が更に抑鬱されます。肝気の鬱により気の巡りが悪くなり、気滞となり経血が順調に運行されなくなり、月経痛が発症します。

月経期に明らかに感情要因がなく、平素から肝気の鬱がある場合、「月経が始まろうとしても肝が応じず、その気に逆らうために痛みを生じる」(博青主女科)こととなったもの。

《症状の一例》

月経前1〜2日または月経期に下腹部が痛む。また胸や脇、乳房が張り、月経量が少なく、月経がすっきりしない。経血の色は濃い赤いろで血の塊がまじり、血の塊を排出すると痛みが軽減する。月経が終わると痛みがなくなる。

おすすめな食材

紅花、青魚、柑橘類、レバー、なつめ、ほうれん草、カカオ70%以上など

生活環境が「水」とか関わっている人は腎を温めましょう!

働いている環境(スイミングスクールのコーチ、お花屋さん、魚屋さんなど)や冷たいものの取りすぎると、寒邪が体の中に侵入してきて、体を損傷させます。冷たいものよく食べたり、湿気が多いところにいると、血液の中に風冷寒湿が侵入しやすく、血は固まってスムーズにならなくなり、痛みを生じます。

《症状の一例》

月経期または月経後に下腹部が冷えて痛み、擦ると痛みが軽減、温めると気持ちいい。経血量が少なく、色は黒っぽいような紫色っぽいような色、腰がだるく力が入らない。

おすすめな食材

シナモン、なつめ、生姜、鶏肉、羊肉、海老など

月経前や月経期にやる気がなくなる人は「血を補うこと」をしましょう!

薬膳では、「気」と「血」を管理する臓腑は「肝」であると考えています。「気」とは見えないもですが、普段私達が何気なく使っている「気が合う」「元気」「病は気から」など「気」はみなさんの身近にあるものです。「血」が不足してしまうと肝の「気」も不足し、やる気が起きなくなったり、イライラしたり、胸や脇が張ったりします。月経中は特に血が大量に出てしまうので、血が不足する「血虚証」になりやすいですが、同時に気が不足する「気虚証」にもなります。月経前、月経中はしっかり「気」と「血」を補う食材をバランス良く補うことがおすすめです。

おすすめな食材

なつめ、ほうれん草、鶏肉、豚肉、レバーなど

超簡単!おすすめレシピ

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消化器官が弱い人も注意!月経痛の理由かも

薬膳では脾胃が弱い人はカラダの血とパワーを生み出せないと考えます。月経後には女性の体の血液は少なくなっており、血管や血が本来充実していなくてはならないところが空になってしまうと、これもまた「気虚血滞」ことになり、月経痛を引き起こします。「胎産証治」では「月経が止んでも、ふたたび腰や腹が痛むのは、血が不足して気が収まらないからである」と綴っています。

《症状例》

経血量が少ない、経血の色は淡白、経血の質は薄い。または疲労、脱力感があり、顔に艶がない、食欲があまりなく、便がゆるい。

おすすめな食材

山芋、なつめ、鶏肉、人参など

腎の使いすぎも月経痛を引き起こします

薬膳では「腎」は先天の本と言われ、親の遺伝が腎に備わっていると考えます。親の遺伝が原因であれば、後天の本と言われる「脾」を強くします。これは食べ物で改善できます。しかし、腎は遺伝的要素を含むだけではなく、腎は生殖器官とも密接に関係しています。多産、過度な性行為などは腎を傷つけるので、月経痛を引き起こす可能性があります。

《症状例》

月経後1〜2日下腹部が痛む。経血は濃い色で少ない、質は薄い

おすすめな食材

山芋、黒豆、黒ゴマ、りんご、海老など

超簡単!おすすめレシピ

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