【薬膳コラム】女性と冷え

こんにちは。薬膳料理教室La SanteのMIHOと申します。

私自身の体質の中で一番課題と考えている「冷え」。みなさん冷えで悩んではいませんか?多くの女性が冷えで悩んでいるのではないかと私は感じます。実際に私のお料理教室にお越しくださる方の大半が冷えで悩んでおり、冷えが根本原因で様々な症状を引き起こしていると思っております。

また、冷えは万病の元と言われ、様々な形で私たちの体を蝕みます。季節の変わり目でいつも風邪を引く、慢性肩こり、花粉症、アトピー性皮膚炎など、一見冷えと関係がないように思えますが、実はそれは「冷え」が原因で起こっている症状かもしれません。今一度、自分の体を見直してください。

なんで冷えは女性に多いの?

冷え性は男性と女性とで比較すれば、圧倒的に女性の方が多いです。中医学で考えると「陰」に属しているからと考えます。こんな難しい話を急に言われても!と思う方も多いと思うので、少し頭を柔軟にさせてから、次の陰陽学説についてまとめたものを読んでいただければと思います。

まず、「陰陽学説」をご存知でしょうか?ざっくり言いますと、世界の全ては「陰」と「陽」に分けられるという考えです。例えば、「活動的」は「陽」に属し、「静かな」は「陰」に属します。また、「上」は「陽」に属し、「下」は「陰」に属します。私の家庭環境に限りますが、「旦那」は「陰」に属し、「私(MIHO)」は「陽」に属します。これは、私の家だけかもしれませんが、私の主人は休日は家に引きこもりyoutubeを見る週末。私はどちらかというと、活動的に動きたい派なので、動物園だったりウィンドウショッピングなどを楽しんだり、日中家にいることはほとんどありません。こんなことを言うと、「陽」に属するのが「男」で「陰」に属するのが「女」でわけわからなくなると思いますが、薬膳をはじめ中医学を学ぶには頭を柔軟にして考えるということがとても大切です。今から説明することは「こんな考え方があるんだな〜」くらいで捉えていただくと勉強する一歩が軽く踏み出せるのではないでしょうか。

以下に代表的な陰陽を分けた表を作りました。参考にしてください。

活動的 春夏 暖かい 背中 太陽 海老
静かな 秋冬 冷たい お腹 血・津液 牡蠣

 

なんども言いますが、陰陽学説とは、世界の全てを陰と陽に分けることができます。ここで注目してもらいたいのが、陽に属している「暖かい」と「男」、陰に属している「冷たい」と「女」です。「陽」に属している「男」はもともとの体質は「暖かい」のです。そして「陰」に属している「女」は「冷たい」生き物なのです。さらに「陰」は「下」も属しているので体の下半身に「冷たい」症状が現れやすくなります。冷え性の人も「上半身だけが冷たい」なんて言う人はまずいません。徐々に冷え性の症状が悪化してくれば、下半身が温かく、上半身が冷たいという症状が現れますが、冷え性の第一段階は「足先の末端」からだと私は考えます。

最近では男性にも「冷え性」の人が増えています。それは会社のストレスや飲食の不摂生による体に必要な「気血津液」は不十分なために起こる冷えが多いと思います。今では簡単に食事を済ますことができる「お手軽な食事」が流行っています。ファーストフードも充実しているので会社帰りに立ち寄って食べるという人も多いと思います。これは男性に限らず、女性にも当てはまりますが。仕事の疲労を和らげるにはこんな簡単な食事ではいけません。家に帰って簡単な味噌汁でもいいので作ってください。それだけでも、蓄積される疲労は違います。

仕事や会社のストレスを溜め込むな!というのは不可能ですから、ストレスを紛らわせる趣味あるいは食べ物(俗に気の巡りをよくする食べ物:理気、行気)を摂取していただくといいと思います。

話が脱線しましたが、陰陽学説の「陰」に女性が属しているということで、圧倒的に女性が「冷え」で悩んでいる説があります。

むくみやすい人は冷えている

女性の悩みで冷えの次に多いのが「むくみ」。一見冷えとなんにも関係なさそうに思えますが、実は深い関係があります。下半身太りという言葉を聞いたことはありますか?それは大抵「むくみ」によるものです。中医学で考えるむくみとは、「水腫(すいしゅ)」と言って立派な病気です。むくみはなんで起こるのかと言われる質問があると思いますが、原因は様々で、お話しすると長いので、ぜひ私のお料理教室に足をはこんでください。笑

むくみを改善する策として、まずしっかりと考えなければならない点があります。それは、「むくんでいるから冷えているのか、冷えているからむくんでいるのか」という点です。その見極めが大変困難ですが、問診や脈、舌など自分のもっている知識をフルに活用してしっかりと見極めます。ここを間違えると逆効果になり、どんどん症状が悪化していきます。

例えば、お魚屋さんで働いている人で私冷えで悩んでいるの。という相談を受けるとします。この人は確実に職場が水を扱う仕事に就いているため、体の中に水分が入る→むくむ→冷えという症状が現れていると思います。この人には確実に体の余分な水分を取り除くためにおすすめな食材をお伝えいたします。

さらに多くの女性は「お皿洗い・洗濯物・お風呂掃除・ガーデニング」など様々な水仕事をこなさなけらばなりません。この水仕事をするたびに体の中に余分な水分が入ってきて、むくみの原因になるとも考えられています。男性と女性では冷えと同様に圧倒的に女性の方がむくみで悩んでいる方が多いです。むくみは「水の塊」と考えます。水が溜まっているところに冷たい空気が当たると冷たくなりますよね?最悪の場合凍ったりします。氷を作るときにに水を入れて急速に冷気に触れているから、氷ができるシステムと一緒です。冬になると手足を触ると「え?生きてる?」というレベルの人がいます。それはむくみが原因だと私は考えます。さらにむくみは体の「気血」の巡りを悪くします。気血のめぐりが悪くなると、もちろん冷えの原因にもなりますし、肩こり、慢性膀胱炎、自律神経失調症など様々な原因のタネになります。心当たりがあれば、今日から改善策を練りましょう!

冷えが原因のむくみのコラム

 

冷えと女性

これまでお話ししたように、冷えと女性は深い関係があり、むくみとも深く関わっていることをわかっていただけましたでしょうか?私のお料理教室に通っていただいている生徒さんの大半はこの二つで悩んでいます。冷えとむくみが若いうちは体のエネルギーが豊かでカバーはできます。しかし、歳を重ねるたびに体のエネルギーは不足していきます。「昔はあんなこと、こんなことができたのに!」と思うことが増えてくるのと同じで、体の臓腑もそうです。この臓腑の働きが低下すると温める力が低下し、余分な水を外に排出できなくなります。特に女性の場合は35歳に差し掛かると、臓腑の低下が目立ちやすくなります。冷えを改善するのはながーい年月がかかりますが、しっかりと知識をつければ必ず治ります。私も平熱が34度だったのが、36度台まで上がることができました。冷えが少しずつ改善するだけで、お通じが快調、食べムラがなくなった、顔色もよくなった、など様々な未病を煩わしく思わなくなりました。美しさを保つには「体の体温をあげる!」というのが私のポリシー!美しさの定義は様々ですが、私は「肌」を見ます。肌は内臓の鏡と言われており、内臓が綺麗な人は肌が美しいから。そして変なことに「肌が荒れているのね」と言われると人生を全否定された気分になり、ひどくどん底に陥ります。私は第一子の出産する直前ににきび(26歳で出産しているので、ニキビではなく吹き出物になるのかな?笑)が大量にでき、会う人会う人に「肌大丈夫?」と言われひどく悲しんだ経験があります。この時はひどく冷え性で心も内臓も冷えていたために肌トラブルへと繋がったのではないかと思い、第二子出産間近の今、肌トラブルに悩まされていません。

なんども言いますが、「冷えは万病の元」。どんな形であなたに現れるのかはわかりません。そして、冷えは自己診断です。自分が冷え性かも!と思った瞬間からあなたは「冷え性」です。長い月日はかかりますが、一緒に頑張っていきましょう。

 


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