月経期の管理

こんにちは。

月経中はみなさん体が疲れやすかったり、風邪をひきやすいのかな?と感じることはありませんか?

私も月経中は風邪をよくひいていました。

 

今から中医学の観点から見る、月経についてお話をしたいと思います。

 

月経期間中は血室という器官が開いて、邪気が入り込みやすいです。だから体調不良に悩まされる女性が多いのです。さらに、月経中は血が流れるので気血を消耗しやすいです。気とは目には見えませんが、常に動いていて温かいもの、わかりやすく言えば「パワー」のことをさします。血が動いていることや温かいことは「気」の働きのおかげと中医学の人は考えました。だから血が大量に出血すれば、「気」を失い倒れますよね?考え方はこれと同じで、血の中には必ず「気」が入っているのです。

よって月経中の養生は女性にとっては大事な一週間と考えていただければと思います。

月経中は以下のことを注意しながら生活をしていただければと思います。

  1. 清潔を保持すること
  2. 過労を避ける・・・月経時には先ほども言いましたが、気血を消耗しやすく、疲労がたまりやすく、邪気に侵入されやすいです。そんな時にパワーを使うことをしたら、「気」を使うことですので、悪化していくのは目に見えています。なのでしっかりと安静に過ごすことが大切です。
  3. 外邪を防衛する・・・月経時には抵抗力が消耗しやすくなります。先ほどは「気」の働きは温めること、動かすことと言いましたが、他にも「風邪をひかないようにする」働きもあります。月経中は「気」を常に補うことが大切です。さらに、寒湿(かんしつ)の邪気に襲われやすいので要注意。寒湿とは文字の通り「寒くて、湿気がある邪気」のことを言います。これが「月経不順や月経痛をひきおこす」と言われています。中医学でいう病名は「血瘀(けつお)」と言います。「血瘀」とは刺すような月経痛を伴ったり、身近な症状で言えば、肩こりも気血の巡りが悪くなる血瘀の犯人と言われています。

上記のことを守っていただくことで、かなり養生に繋がると思います。

 

気を補う、お米、山芋、棗などを摂取すること、

血を補う、ほうれん草、レバーなどを摂取すること

頭の中に入れて献立を組み立ててみてはいかがでしょうか?

 

 

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