【コウノトリ薬膳】月経についての中医学の考え方

中医学から見て月経についてご説明したいと思い、ブログを書きますね。やはり「妊娠、妊活」ということを考えるにあたって、月経は必ず大事なものになります。この月経がなければ排卵がおきないので妊娠もしないのです。中医学の視点から見る月経についてお話をしたいと思います。今回の記事は気血、肝、腎、脾、心について学んでください。

中国では「婦人以血為主」という言葉があります。この意味としては「女性は血が何よりも重要」という意味になります。中国では昔からこの言葉を大事にされてきました。さらに婦人科にもっとも重要とされる五臓は肝です。肝は血を貯蔵する働きの他、感情の気をコントロールする臓腑だからです。月経に関してだけではなく、子宮内膜症や卵巣嚢腫などの婦人科系の病気は肝の失調かもしれません。「女性の先天は肝にあり」と言われるほどなのですから。

 

このことを頭の片隅にしまっておいていただけると嬉しいです。なにか意味不明な体調不良などにかかってしまったら、是非肝と向き合ってください。血が原因なのか気の巡りが原因なのか、はたまた両方の原因なのか・・・肝が乱れると女性は誰でも体調を崩します。しかも、皮肉にも肝はとても怒りっぽい性格なので、すぐに仕事をほったらかしにします。本当に難しい臓腑です。喜怒哀楽でいうと怒です。喜怒哀楽が怒怒怒怒ってところくらい怒りっぽいです。笑

 

さて、月経のメカニズムについてお話を進めさせていただきたいと思います。

月経は一般的には「脳」「卵巣」「子宮」の3つとホルモンが関わっています。中医学の考え方では、気血、腎、肝、心、脾の臓腑が関わっていると考えます。

肝は関わっていることはみなさんもご理解いただいたと思いますが、気血、腎、心、脾はどうして?と思いますよね。ではご説明したいと思います。

まずは、についてご説明します。腎は五臓の中でもっとも重要な臓腑の一つです。もちろん五臓全て大事ですが、腎は特別な存在です。腎の働きはたくさんありますが、月経に深く関わっているのは、生殖に関わっていること。不妊、インポテンツなどの方はこの腎が弱っていると中医学では考えます。また、寒さにもとても弱い臓腑なので、冷え性の方は要注意。生殖と関わっている臓腑である腎、ということを理解していただけたらと思います。

 

はイメージの通り、心臓です。血をコントロールしています。血の働きの中に、精神や意識、思考など司っているという働きがあります。その血をコントロールしている心は月経とも深く関わっていると言えます。

 

は脾胃と言われることが多いです。脾胃の胃はみなさん想像がつくかと思います。脾は食べ物を吸収してくれる臓腑です。脾は女性にはとても重要な臓腑の一つです。「気血生化の源(きけつせいかのみなもと)」と言われるくらい、脾の働きは気と血を作り出すと中医学は考えています。食べ物を食べない人は脾の気血を作る働きが停止し、痩せるというよりもこけてしまいがちです。女性は「痩せなきゃ」と思って食事を抜いたり、お手軽にカロリーメイトや玄米ブランなどを食べがちです。忙しい生活を送っているのでなおさらです。専業主婦でも、旦那が飲み会でご飯を食べないとなれば、食事も作らなく手軽に済ませる方も多いのでは?私も以前、そのような生活をしていたので痛いほどよくわかります。

さらに脾は気血を生み出して他の臓腑に送る働きもしています。脾の働きが弱ることで不正出血や流産の恐れも考えられます。女性にとってもう一つ重要なことは、脾が弱るとシワが増えてしまいます。アンチエイジングに関しては腎の働きが強いと言われていますが、脾も強化していかないといけません。

 

気血についてもお話をしますね。血はただの液体にしかすぎません。気の働きの中にある、動かす力というのを借りて体全身に血が回ることができます。なので、大量出血して血が体の外に出ると気を失ってしまいます。なので血の中には気が入っています。子宮は血の塊と考えるので、気血が過不足なく滞りなく体の中になければいけません。さらに、冷えていてもなおさらいけません。精子は温かい子宮にいきます。子宮すなわち腎は必ず温めなくてはいけません。気血は冷えてると硬くなって動かなくなってしまいます。冷え性な方は体を温めることからスタートしてみてくださいね。

 

月経と臓腑と気血のお話をさせていただきました。

他に重要なのが経絡です。経絡はすこし複雑なのでブログには記載はしません。よろしくお願いいたします。

みなさんが妊娠できるようにサポートさせていただけたらと思います。

 

MIHO

 

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